リハビリテーション

 リハビリテーションとは

病気や事故または障害によって失われた心身の機能を回復することを目的としています。たとえ障害をもったとしても、人間として充実した生活を送れるように、身体のみならず、心理的、社会的、職業的、経済的な潜在能力(可能性)を引き出せるよう患者様と一緒に努力します。

 リハビリテーション関係部署

リハビリテーションにかかわる部署としては、いわゆるリハビリテーション部、回復期リハビリテーション病棟、6病棟、通所リハビリテーション「けいじん」、外来のリハビリテーション・徒手治療があります。

●リハビリテーション部

医療保険上は、運動器リハビリテーション料Ⅰ、脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ(言語療法を含む)、呼吸器リハビリテーション料Ⅰの施設基準を取得しています。介護保険上は、理学療法Ⅰ、作業療法、言語療法の施設基準を取得しています。医療療養病棟、回復期リハビリテーション病棟、介護病棟、一般病棟の入院患者様、外来の患者様へのリハビリテーションをはじめ、訪問看護ステーションからの在宅患者様への派遣など、幅広い分野に活躍しています。理学療法士17名、作業療法士13名、言語聴覚士4名で従事しています。専用施設は以下の通りです。

(1) 東棟2階 リハビリテーション室
(機能訓練室)152.30㎡

主に理学療法に係るリハビリテーション室です。

(2) 東棟2階 リハビリテーション室2
(機能訓練室)50.84㎡

主に作業療法に係るリハビリテーション室です。
(3) 東棟2階 リハビリテーション室3
(機能訓練室)42.90㎡

主に作業療法に係るリハビリテーション室です。
(4) 東棟2階 ST室1 11.11㎡
東棟2階 ST室2 11.67㎡

言語療法に係るリハビリテーション室です。
(5) 西棟1階 リハビリテーション室
(機能訓練室)98.28㎡

西棟専用のリハビリテーション室です。
(6) 西棟1階 ST室 11.20㎡
西棟専用の言語療法室です。

●回復期リハビリテーション病棟

この病棟には専従の理学療法士3名、作業療法士2名、言語聴覚士1名が従事しています。この病棟の詳細については、サービスメニュー「回復期リハビリテーション病棟(3病棟)」をご覧ください。病棟内に9㎡の言語聴覚室を有しています。病室内、廊下、トイレ、浴室、洗面所、食堂などあらゆる場所で、日常生活復帰のための訓練が行われます。

●6病棟

一般病棟ですが、役割は回復期リハビリテーション病棟と類似しています。第2回復期リハビリテーション病棟と言っても過言ではありません。この病棟の詳細については、サービスメニュー「一般病棟(6病棟)」をご覧ください。

●通所リハビリテーション けいじん

介護保険上のサービスの一つです。作業療法士1名、理学療法士1名が従事しています。このサービスの詳細については、サービスメニュー「通所リハビリテーション」をご覧ください。専用施設として、デイルーム180.41㎡を持っています。

●外来リハビリテーション及び徒手(としゅ)治療

脳卒中後遺症(発症後6カ月以内)や特定疾患の認証受給者の方を対象に、運動機能の向上、維持を目的としたリハビリテーションを行います。受け入れ枠に制限がありますので、ご希望の際は、外来看護師までご相談ください。
徒手(としゅ)治療は、身体の痛みの治療を目的とした理学療法です。急性痛、慢性痛に対しての徒手治療、ストレッチ、トレーニング指導等を中心に行います。

 リハビリテーションの専門分野

●理学療法

リハビリテーション

障害を持った患者様が身体の運動機能や能力を最大限に回復できるように、身体面と精神面の両面からリハビリテーションを行います。入院早期より神経・筋促通を中心とした運動療法、物理療法、装具療法、日常生活動作練習などを行い、杖、歩行器、車いすなどの移動手段を使用して、病室からトイレへ、食堂等への移動など活動範囲を徐々にひろげていきます。リハビリテーション室だけでなく、屋外での応用歩行練習も積極的に取り入れ、実際の生活を想定しながらリハビリテーションを行います。


●作業療法

リハビリテーション

主に運動機能の改善を目的としたのが、理学療法であるのに対し、もっと細かな日常動作の訓練を行うことによって、社会生活への適応能力を高めようとするのが作業療法です。
機能訓練室だけでなく、病室、トイレ、食堂などの生活の場において、更衣、食事、排泄、整容の動作訓練を行います。更に朝の生活時間帯での訓練(早出リハビリ)により自立を目指します。その他書字や箸の使用などの細かな手作業、調理、買い物などの日常生活関連動作の練習、注意・記憶など精神機能を活性化するプログラムの実施を行っています。退院後の生活に便利な福祉用具、体に適合した車椅子の選定などもお手伝いしています。


●言語聴覚療法

主に、食べることやコミュニケーションに障害を持つ方の機能回復を支援するのが言語聴覚療法です。脳卒中・高齢・廃用症候群などによって、食べる機能に障害を持たれた患者様(むせたり、食べ物が飲み込みづらいなど)が、その機能を取り戻して、食べる楽しみを取り戻せるようにリハビリテーションを行います。また、脳卒中や頭部のけがなどが原因となって、ものを考えたりことばとして何かを伝えることが困難になる失語症や、同様の原因により、口や舌の動きが低下し、ろれつが回らなくなり話しにくくなる構音障害の患者様へのリハビリテーションも行います。

 退院に向けてのお手伝い

リハビリテーション退院に向けて、患者様が次の生活の場で障害と生活のギャップが生じないように環境を整えるご提案をいたします。退院先が自宅であればご希望に応じ患者様とご家庭を訪問します。その際に家庭の中での環境面、能力面の問題点を具体化し、住宅改修や福祉サービスのご提案をすると同時に、より具体的なリハビリテーションを取り入れていきます。

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