作業療法士(OT)

作業療法士(2016年入職)
当院に入職する前は、急性期病院で脳外のICUで働いていました。当時は1日に担当する患者様は15人程、1人の患者様に関わるのは最長で1か月。患者様の背景を考えることはなく、損傷箇所と症状だけに視点を置いていました。当院に入職してからは受け持つ患者様は4〜5名、一人ひとりに時間をかけて長い期間患者様と密接に関わります。そして患者様の背景を知り、退院後はどんな生活を送るのか、そのためには何が必要なのか、ということを主治医やチームの看護師・介護士等と共有し、リハビリを進めています。2020年にはADL室も完成し、より自宅に近い形のリハビリができるようになりました。患者様にとって、退院後の生活を再現できるのは大きな強みになることでしょう。
私自身は今は学生指導・新人指導に携わっているため、日本作業療法協会の指導者講習会等を積極的に受講して自己研鑽し、新入職の方が臨床で力を発揮できるよう指導しています。当院では入職してからの新人指導期間は1年間。ゆっくり余裕を持って働きながら学べます。無理なく成長できるので、安心して就職してください。
当院は歴史が古く、地域で「リハビリなら敬仁」という声もありますが、私が来て感じたのは「患者様との信頼関係を築くことを大切にしている、いい病院だな」ということ。今までずっと築いてきた信頼を崩さず、自分の世代がリハの核になれるように、後輩を引っ張り先輩や医師を支えていきたいと思います。
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